アメリカの連邦議会 8
連邦議員が選挙のために要する費用は、過去210年間にわたって劇的に増大してぎたといっていいでしょう。
事実、1975年から1990年の間でも、連邦議員への立候補者の選挙費用は1億1、550万ドルから4億4、520万ドルへとおよそ4倍となっているのです。
とりわけ注意すべぎは、立候補して勝利した議員の選挙費用の平均額の高騰ぶりでしょう。
例えば、1976年には上院議員の当選者は平均すると61万ドルの選挙費用を必要としました。
それが1988年には、370万ドルへと急増しているのです。
他方、下院議員の当選者も同じ時期にこれまた、8万7、200ドルから39万3、000ドルへと急増しました。
これらの事実は、次のことを示しており、驚くべきことです。
すなわち、近年上院議員は平均すると、6年の任期中に毎週約1万5、000ドルの資金を工面しなければならないこと。
一方、下院議員の方は平均すると、2年の任期中に毎週約4、000ドルの資金を調達しなければならないことを物語っています。
なお、上院議員の方が下院議員に比べて、選挙費用を十倍近くも必要としており、より厳しい環境に置かれていますが、それは上院議員の場合、選挙区の規模がより大きいからです。