アメリカの連邦議会 2
現在、連邦議会には各種のスタッフが約1万2千名もいます。
このような大集団のスタッフは、各種のアイデアを提供し、議員たちに積極的に法案の提出を働きかけているのです。
しかしながら、既に怠慢で無能な機構と化した連邦議会は、これらの法案を迅速に処理することができず、一貫性を欠いた法案で埋まっているといいます。
「連邦議会第2会期」には、およそ6、973件の法案が提出されましたが、そのうちで法律になったのはわずかに3%にすぎなかったのです。
また、連邦議会の数多くの委員会はそのコントロールを失い、各委員間の権限が重複しかつ委員の拘束時間が広がり、従って審議の方も散漫になっています。
今や連邦議会には、上・下両院に小委員会も加えると、300の委員会が存在します。
しかし、多くの議員たちは、平均すると最低でも10以上の委員会か小委員会に名を連ねているありさまなのです。