目かくしトレイル
目かくしをし、ロープをたよりに、数珠つなぎになって歩く人たちのようすは、まるで砂漠をさまよう隊商のようです。
このゲームの中で、かわった音や不思議な匂い、おもしろい形に満ちた世界を旅した人は、だれもが次には目をあけて道をたどってみたくなることでしょう。
おもしろい目かくしトレイルをつくるには、いろいろな体験ができる場所を見つけることが必要です。
望ましい目かくしトレイルの例を上げれば、次のようなものになります。
日の当たらない森の小道をたどり、コケにおおわれた倒木をまたぐと、ミツバチがブンブンと羽音をたてるような日当たりのよい場所に出る。
こんどは、背丈ほどのマツの木が枝をびっしり並べている下を、腹ばいになって歩く。
手のひらや膝の下で、乾いてつやつやしたマツの葉がパチパチと音をたてて折れるのを感じる。
やがて、湿地の植物の匂いや、びっくりして逃げまわるカモの声が聞こえ、池のそばに着いたことに気づく・・・。
本格的な目かくしトレイルは、準備するのにかなりの時間を要します。
けれども、急ごしらえのものでも十分に楽しむことができます。
ただ、おさえておくべき重要なポイントがあります。
それは、バラエティー、テーマ、ミステリーの3つの要素です。
バラエティーをつくり出すには、さわったり、聞いたり、匂いをかいだり、いろいろな感覚を使うようにすること、そして、1つの感覚の中でも対照的な組み合わせを用意することです。
ざらざらした岩となめらかな岩、しなやかな若葉と乾いてパリパリした枯れ葉、しめった霧の匂いと春の風・・・などがその例です。